野菜炒めの塩分量0.8%で本当においしくできるか?

こんにちは、オレストランです。

おいしい料理が作れるようになるために役に立つかもしれない情報ブログです。

食材の切り方に続いて、料理の基礎練習に最適な「野菜炒め」の塩加減について情報をシェアしていきたいと思います。

料理上達のコツ無料Ebookで紹介していますが、味付けの塩の量は、食材の量の0.8%がおいしいと感じる量と言われています。

いつもは味見をして味を整えていましたので、本当に0.8%の塩分量になっているか測定しての正確な検証は出来ていませんでした。

ですので、今回、実際に野菜炒めで重量を正確に測定しながら確認をしてみました。

結果は、ボクとしてはとても興味深いものとなりました。

「へ~、そうなんだ~。」っと興味を持っていただけたらうれしいです。

食材の種類と重量

野菜炒めの食材は下記の4種類の野菜としました。

キャベツ
もやし
ニンジン
ネギ

ボクの家族4人分(目安で100g~150g/一人)の食材を準備しました。

以下がそれぞれ測定した重量です。

キャベツ:319g
もやし:200g
ニンジン:26g
ネギ:23g

食材重量合計で 568g です。

味付けの塩の量をどう計算するか?

ここで注意が必要なのですが、調理前の合計重量ではなく、調理後(水分が熱で蒸発した後)の重量に対して、0.8%の塩分量がおいしく感じる量になります。

ですので、目安になりますが、野菜を炒めた場合、しんなりするまで炒めると約30%の水分が蒸発します。シャキシャキした歯ごたえを残すように炒めると約20%の水分が蒸発します。

今回は、しんなりするまで炒めることにしました。その場合の使用する塩の量の計算は

568g × 0.7 × 0.8% ≒ 3.2g となります。

味付けの結果はどうだった?

結果は、ちょうど良い塩加減で、おいしい味付けとなりました。(ボクを含めた家族4人の評価です)

念のため調理後の野菜炒め全体の重量も測定したところ、404gで、29%の水分が蒸発していました。(計算の狙い通り)

調理後の重量に対する塩分量0.8%は、やはり信頼できる結果となりました。

実際にこの方法を試される場合は、念のために、塩が濃すぎて調整が出来なくなってしまうのを防ぐために、重量比0.7%の塩で味付けをしてから、味見をして、最後の調整をされることをおすすめします。

最後の塩の調整については、料理上達のコツ無料Ebookで、もう少し詳しく紹介していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。

まとめ

野菜炒めの塩分量0.8%で本当においしくできるかの検証結果まとめ

1.食材の重量568gに対して、塩の適量は 568g × 0.7 × 0.8% ≒ 3.2g

2.野菜炒めで野菜がしんなりするまで炒めると水分が重量で約30%蒸発するので、食材重量に0.7掛けとする

3.0.8%の塩分量が、おいしい塩加減であることが確認できた

 

この塩分0.8%理論は、初めてのレシピの味付けの失敗を防ぐのにとても有効に使えると思います。

次回は、野菜炒め編の最後になりますが、調理時の要点や注意点について情報をシェアしていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。