野菜炒めは料理の基礎練習に最適です。ニンジンの切り方
こんにちは、オレストランです。
おいしい料理が作れるようになるために役に立つかもしれない情報ブログです。
前回のキャベツの切り方に続いて、料理の基礎練習に最適な「野菜炒め」について情報をシェアしていきたいと思います。
前回も書きましたが「野菜炒め」は料理の基本となる 野菜の切り方、火加減、炒め方、塩加減 の要素を上達させてくれるので、ポイントを押さえて練習すれば、簡単に、短期間で確実に上達を実感できると思います。
野菜炒めの具(食材)は下記の4種類の野菜としました。
キャベツ
もやし
ニンジン
ピーマン/ネギ
ニンジンは赤色、ピーマン/ネギは緑色の彩りを良くするために選びました。
それぞれ異なる味と食感で、調理次第でおいしく出来る組み合わせかと。
今回は、ニンジンの切り方を説明していきます。
固く火が通りにくいニンジンは、野菜炒めに使うには火が早く通るように薄く、同じ厚さで切れるといいです。
ですので、薄く切る技術がポイントかと思います。
切る技術のポイントをメインに説明していきますので、参考にしてもらえればと思います。
もくじ
ニンジンの短冊切り
スーパーで買ってくるニンジンは表面がきれいに見えますが、ピーラーで長手方向に皮を剥いてあげてください。たわしで表面をきれいに水洗いしてあげれば皮を剥かなくてもいいです。
先ず、葉の生えていた根本の部分を肩から切り落とします。ニンジンは固いので短いペティナイフではなく、力を入れて切れる牛刀を使いましょう。
野菜炒め用の短冊切りをしますので、5cmくらい(推奨)の長さに切ります。↓
この長さが短冊の長さになります。
余った部分は、切ってすぐに切断面にラップを密着させて酸素に触れにくくして包んで冷蔵庫に保存します。2、3日は乾燥せずに保存できます。切断面にラップを密着させることで酸化して傷むのを遅らせることができます。↓
切断面の大きいほうを下に向けて安定させて置き、厚さ5mmくらい(推奨)に切ります。↓
この厚さが短冊の幅になりますので、好みで薄くしたり、厚くしたりしてください。
板状に切った平らな面を下にして、端から押し切りで薄く切っていきます。↓
短冊切りをするときの包丁の使い方
押し切りする時に包丁の動きで大切になるポイントが、包丁の刃先のカーブを利用することです。
①包丁の刃の先の方がまな板に当たっていて、柄の方を浮かせています。↓
②包丁の刃先のカーブに沿わせて、柄の方を押し下げると、包丁の刃の中間あたりがまな板に当たり、同時に包丁が前に少し押し出されます。↓
③更に包丁の刃先のカーブに沿わせて、柄の方を押し下げると、包丁の刃の根本のあたりがまな板に当たり、包丁の先端が浮くような形になります。↓
この包丁の動きで、少ない力で包丁の重さも利用しながら、包丁が前に押し出されて固いニンジンが楽に切る事が出来ます。
動画:包丁の動き
一連の包丁の動きの動画で包丁の刃先のカーブを使って前後にも動いているのが分かりますか?↓
はじめは、ゆっくりでもいいので、包丁の刃先がまな板に当たりながら、押し出される感覚を確認してみてください。
まとめ
今回はニンジンの短冊切りの包丁の使い方を紹介してみました。
ポイントをおさらいしておきます。
①刃渡りの長い牛刀を使う
②包丁の刃先のカーブを使った押し切りが切りやすい
③包丁の重さも利用しながら少ない力で押し切り
文字、写真と動画で微妙なコツが伝えられていますでしょうか?
ほぉ~試してみようと思ってもらえたらうれしいです。分からなかったら、問い合わせから質問してみてください。
次回も引き続き野菜炒めの情報をシェアしていきますので、お楽しみに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。