野菜炒めは料理の基礎練習に最適です。先ずはキャベツの切り方から
こんにちは、オレストランです。
おいしい料理が作れるようになるために役に立つかもしれない情報ブログです。
数回にわたって、料理の基礎練習に最適な「野菜炒め」について情報をシェアしていきたいと思います。
地味だな~って思いますよね?
はい。そのお気持ち分かります。
その通りなんです…が、「野菜炒めを侮るなかれ!」なんです。
「野菜炒め」は料理の基本となる 野菜の切り方、火加減、炒め方、塩加減 の要素を上達させてくれるんですよ。
ポイントを押さえて練習すれば、簡単に、短期間で確実に上達を実感できると思います。
最初は、メインの食材のキャベツの切り方から説明していきますね。
キャベツは切り方を知っているかどうかだけで、結果がぜんぜん変わってしまいます。
基本はよく言われている通り、キャベツの葉の繊維=葉脈に対して直角に切るようにすることなんですが、そのためのポイントを順を追って写真で説明していきますね。
もくじ
キャベツ1玉を半分に
芯と太い葉脈が見える側にして置きます。↓
芯の中心を通すようにおおよそ半分に切ります。↓
安定して置いて切れるように切った平らな面を下にします。↓
今回は、千切りに使うために上部を切り取っておきます。↓(千切りは後で説明しますね。)
上部を切り取りました。↓
半分を更に1/4、1/8に
千切り用に切り取った平らな上面を下に向けて置いて、芯の中心を通るように半分(1/4)に切ります。↓
芯を切り落とします。↓
更に半分(1/8)に切ります。↓
これが1/8の状態です。↓
野菜炒め用に刻みます
芯を切り落とした側から厚さ5mmくらい(練習のための推奨の厚さ)を狙って切っていきます。↓
前に押し出しながらの押し切りがやりやすいと思います。高さがあるのでゆっくり気を付けてください。
葉の繊維=葉脈に直角に切れているのが分かるかと思います。↓
180
押さえる手のスペースが無くなってきたら、切っていた面を下に向けて置いて180°回転させます。↓
そうすることで、安定して置けて、また葉の繊維=葉脈に直角に切っていくことができます。↓
1玉の1/4を、おおよそ5mmの厚さで、葉の繊維=葉脈に直角な向きでカット出来ました。↓
残った部分の保存
残った部分は、切ってすぐに切断面にラップを密着させて酸素に触れにくくして包んで冷蔵庫に保存します。
2、3日は乾燥せずに保存できます。切断面にラップを密着させることで酸化して傷むのを遅らせることができます。
サラダ用の千切り
断面を見てもらうと分かると思いますが、キャベツ上部は葉の繊維=葉脈が細くなってきて、葉の厚みも薄く柔らかい、サラダ用の千切りに使うのに最適です。↓
この上部を千切りにしてしていきます。↓
自分のほうに引きながら切る引き切りがやりやすいと思います。
ゆっくりでいいので、できるだけ薄く切れるように練習してみてください。
1玉の上部半分をすべて千切りにしました。
切れたらすぐに水にさらしてあげます。↓
食べる直前に水を切ってあげるとシャキシャキで、メインを張れるくらいおいしいサラダにすることが出来ます。
ものすごく切れる包丁が必要ですが、髪の毛くらい細く、透けるくらい薄く切れると、感動するくらい美味しいキャベツの千切りになりますよ。
是非とも、切れる包丁を育てて、切る練習をして千切りを極めてみてください。
まとめ
今回はキャベツの野菜炒め用+サラダ用の千切りの切り方をポイントを紹介してみました。
ポイントをおさらいしておきます。
- 野菜炒め用の切り方は、押し切りが切りやすい。
- 葉の繊維=葉脈に直角に切る。
- 平らな面を下にして安定させて置いて切る。
- 残りは切断面にラップを密着させて冷蔵庫で保存。
- 千切り用は、キャベツの上部が最適。
- 千切り用の切り方は、引き切りが切りやすい。
- 水にさらしてあげるとシャキシャキの食感になる。
葉の繊維=葉脈に直角に一定の厚さでカットすることが、炒める時に同じ火の通り方にできることに繋がります。
地味ですが、コレが出来ていると、キャベツを炒めたときの出来上がりに、かなりの差が出てきます。
ほぉ~ためになったと思ってもらえたらうれしいです。
次回も引き続き野菜炒めの情報をシェアしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。